色とりどりのねぎを使い分ける楽しみ
2026年8月30日(日)のコラム
晩夏の晴れた日、少し肌寒さを感じる19.7℃の気温が、心地よい風を運んできました。このような日は、料理を通じて季節の移り変わりを感じることができる貴重な時間です。そこで、今回のテーマは「ねぎの使い分け」。ねぎは日本の食文化に欠かせない存在であり、その香りや風味は多くの料理に彩りを加えてくれます。\n\nまず、一般的な青ねぎは、サラダや薬味として使うのが定番です。特に、しゃきしゃきとした食感が生かせる冷たいおそばや、和風のサラダ、さらには卵かけごはんにパラリと散らすだけで、食卓が一層華やかになります。最近は、特に美味しい青ねぎを見かけることが多く、つい手に取ってしまいます。新鮮な青ねぎは、香りが立ち、滋味深い味わいを引き立ててくれるのです。\n\n一方で、白ねぎは、じっくりと火を入れて甘さを引き出すのが魅力です。特に、秋が近づくこの晩夏の時期にぴったりの調理法は、白ねぎを使った煮物。ねぎの甘さがスープに溶け込み、身体を内側から温めてくれます。例えば、鍋料理に白ねぎを加えると、食材の旨味が増し、一層豊かな味わいに仕上がります。\n\nそして、最近注目を集めているのが、万能ねぎです。細長い姿と、青ねぎと白ねぎの中間的な味わいが特徴です。特に、韓国料理に用いられることが多く、じっくり炒めた肉料理や、スープに加えるとその風味を引き締め、コクをもたらしてくれます。万能ねぎは、炒め物やスープに「ちょい足し」するだけで、一段と風味が増すので、冷蔵庫に常備しておきたい食材です。\n\n晩夏のこの時期、ねぎを使った料理を楽しみながら、あたたかい家の中で、家族や友人とのおしゃべりを楽しむのも素敵なひとときです。台風の影響が少し心配ですが、家の中で心を込めて料理をすることで、心も温かくなるもの。ぜひ、ねぎを使い分けて、おいしいひと皿を作ってみてください。